自律神経のバランスが悪くて・・
みたいな話はよく聞きますよね。
自律神経って、だいたい直径何mmくらいですか?どれくらいの長さですか??
と、聞くと「えっ、本当に存在するんですか??」「なんか、概念的に存在するものだと思ってました」みたいなことをよく言われます。
まぁ、そうですよね。自律神経って、言葉はよく聞くけど、これほど難しい存在もなかなかありません。
まずは、神経について考えてみましょう。神経には、中枢神経と末梢神経があります。中枢神経とは、脳と脊髄のこと。それ以外は全て末梢神経です。
分類は色々ありますが、次に末梢神経は、体性神経と自律神経に分類することができます。
体性神経とは、随意的な制御がきくもので、自律神経は、随意的な制御がきかないものです。
心配しないで下さい。皆さんに知ってほしいのは、分類や難しい名前ではありません。知ってほしいのは、複雑かつシンプル、精密な人間のカラダの仕組み、メカニズム。
漠然と知っている、そういったカラダの仕組みの輪郭が、少しずつハッキリしていきます。あぁ、人間のカラダってこんなふうになってるんだ・・と
今まで、自律神経がちょっと異常があるんやな。。とか適当に言ってました・・と思う瞬間がくるでしょう。
とは言っても、非常に奥が深いので、ある程度理解するだけでも十分だし、何よりも、世界の誰も、自律神経を100%理解している人はいないのです。
右手の人差し指よ、動け!!と命じると、動かせますね。
心臓よ、心拍数86で動け!!と命じても、そのとおりにはならないですよね。
まぶしっ、と太陽の光が目に入ったら、瞳孔は小さくなりますね(=縮瞳)。瞳孔が小さくなるって、どういう状態かといえば、瞳孔散大筋が弛緩し、瞳孔括約筋が収縮しているのです。
この筋肉の弛緩と収縮は自律神経が支配しているのです。もっと、深い話をすると、自律神経の「交感神経」と「副交感神経」が支配しているのです。
「交感神経」と「副交感神経」って聞いたことありますよね!?
なんか知っているようで、よく考えたら全然知らないこの神経。1時間の講義で、だいぶ、頭の中はクリアになってきます。
こういった話は、本で読むには難しすぎるので、理解している人から教わるのが一番です。
そしてこの自律神経を知ることが、次の睡眠、そして戦略的リカバリー、につながっていくのです。あくまで、このAcademyは、医学という科学をベースにした話になりますので、少し難しく感じることもあるかもしれません。
しかし、知的好奇心をくすぐられることはもちろん、もっと自分で勉強してみようかな、と思ってもらえるきっかけになったりします。
ご自身が、インストラクターやトレーナーだったり、看護師、薬剤師、理学療法士・・といった病院で働くスタッフであったとしても、こんな話をしっかり勉強する機会はなかなかありません。
是非、日本で唯一、ここだけのDoctor’s Fitness Academyで学んでみてはいかがでしょう??